M5Stack用ユニバーサル基板キットに添付しているフレームですが、正直、精度があまり高くありません。
当該記事や販売サイトに載せている写真を見ていただければわかりますが、フレームにあるツメの部分が荒く、欠けていたりします。
原因ですが、ウチの3Dプリンタ特有のものなのか、造形の底面側があまりキレイに出力されません。でも、上面側は比較的キレイに出ます。
違いがわかるでしょうか?
ただし、こうすると反対側のツメを受ける部分が底面側となり、形状がきたなくなります。
ツメを受ける部分を底面側にするツメを受ける部分を上面側にする(現状)
そこで、モデルを上下に切り分けて別々にプリントし、底面側同士を接着したらどうかと思いつきました。
やってみた結果は、以下の通りです。
接着にはアクリサンデー接着剤を使いましたが、ほぼ一体化します。(粘着性のある接着剤ではなく、素材を溶かしてくっつけるようです)
横から見た写真ですが、輪郭(ツメ部分など)はくっきりしたと思います。ただ、接着痕が目立ちます。
こういうのはどう対処するんだろうと色々と調べました。
で、3Dプリンター出力後の表面処理(パテ編)という記事を参考に、溶きパテ(Mr.サーフェイサー500)を使ってみました。
その後、表面を紙やすりで整え、サーフェイサー(Mr.サーフェイサー1000 スプレー)を吹き付け、赤色(Mr.カラースプレー)で塗装しました。
3Dプリンタの積層痕や接着痕はだいぶ目立たなくなりました。(パテの痕などは若干残ってますが。)
サーフェイサーなんて初めて使ったんですが、吹き方などの動画を見てるうち、エアブラシが欲しくなりました。 (スプレーは、結構勢いが強く感じたんですが、エアブラシだと調整が効くらしい)