背景
プロバイダとしてぷらら、「光IP電話メイト(ホーム)」というコースを利用中です。
ぷららv6エクスプレス(IPoE)を利用するためには何か設定が必要ですか?によると、「ひかり電話対応ルーター(ホームゲートウェイ)を利用」での「IPoE(IPv4 over IPv6)接続方式によるインターネット接続」は、下記の2パターンがあるようです。
- ご利用条件1
- ぷらら光・ドコモ光をご契約
- 型番が300番台以降のひかり電話対応ルーター※をご利用
- ご利用条件2
- 光セット/光メイト/光パックをご契約
- 型番が500番台以降のひかり電話対応ルーター※をご利用
- ぷららでWi-Fiルーターをレンタルしていない
ウチでは、後者のご利用条件2に合致します。(先日まで、PR-400NEをレンタルしていたのですが、上記条件をクリアするためPR-600MIにレンタル変更しました)
IPv4 over IPv6環境下ではIP電話の利用ができなくなるともあり、確認してみたいと思いました。
今回やったこと
(1) ひかり電話対応ルータ(HGW)のレンタル変更(PR-400NE→PR-600MI)。
(2) ぷららサイトのマイページで「ホームゲートウェイ(HGW)によるIPoE接続」をONにする。
- 「ONへ変更中」となるものの、しばらくすると「OFF」に戻ってしまう。
- PR-400NE利用時も試していたが同じ状況だった。ぷららの言う「500番台以降」にすれば解決するものと思っていたがダメだったということ。
↓
(3) ぷららにチャット問い合わせ(以下、回答)
- ひかり電話のサービスタイプが1だった場合は、ホームゲートウェイ(HGW)によるIPoE接続は利用できない。
- ひかり電話のサービスタイプというものを、初めて知りました。ググってみると【ひかり電話】「タイプ1/タイプ2」とは?フレッツ・ジョイントはタイプ2のみに対応!という記事を見つけました。
- おそらく、HGWの設定を書き換えるのに、このフレッツ・ジョイントという機能が必要ということなのだと思います。
- 契約が【光IP電話メイト(ホーム)】だと、「ホームゲートウェイ(HGW)によるIPoE接続下ではIP電話のご利用ができません」とのこと。
- この点は認識済みで、そもそも確認(実証)してみたいと考えていたところです。
- ただ、オペレータの回答では「IP電話の契約があることにより手続きがうまく進んでいない状況」とのことで、IP電話の解約が必要らしい。
- この理屈だと、HGWでのIPoE接続の前提としてIP電話が使われてないことになり、「ホームゲートウェイ(HGW)によるIPoE接続下ではIP電話のご利用ができません」という表現と合わない気がします。
- なんか堂々巡りになりそうだったので、ここでチャットを打ち切りました。
(4) NTTに電話問い合わせ
- 利用中のひかり電話のサービスタイプがタイプ2になっているか → タイプ2になっている
(5) IPv4/IPv6接続判定ページで確認
- IPv4(PPPoE)、IPv6(IPoE)による通信はできているが、「IPv4設定ソフトウェアへのアクセス」と「v6プラスのインターネットアクセス」がNG
- v6プラスのインターネットアクセスはNGだがIPv6通信はできている?
- ということでググってみると、v6プラスの類似サービス!「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」を提供するVNE事業者まとめという記事を見つけました。
- どうやら、v6プラスというのはVNE事業者のひとつで、同様の事業者がいくつもある模様。
(6) ASAHIネットでの接続確認
- ウチは、ASAHIネットのIPoEで接続されているようです。
結論
結局、何が悪いのかよくわかっていません。
納得がいってませんが、オペレータの言われる「ぷららとの契約( 光IP電話メイト(ホーム) )のせい」なのでしょうか。
そのため、IPoE接続がASAHIネットだとHGWへのソフトウェア配信ができない?
色々とググってたら、やっとそれらしい情報に行き着きました。
(再掲載)「v6 コネクト」のオプションサービスについてのお知らせ
上記によると、「ホームゲートウェイでのDS-Lite方式によるIPv4 over IPv6接続機能は、ISP「ASAHIネット」でご利用いただくことはできません」らしい。
ASAHIネットで接続されている状況ではHGWでの IPv4 over IPv6接続はできない、ということのようです。
IP電話自体はあまり使っておらず解約しても構わないのですが、いっそ「ぷらら光」に転用してしまおうかと悩み中です。(IPv4 over IPv6接続にするには、転用が必須となりそう)