Wio Terminal用Ethernet HATキット

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概要

  • Wio Terminal向けWIZ550io変換基板を使った、Ethernet HATキットです。
  • このEthernet HATを使用することで、有線LAN接続による安定的な通信を期待できます。
  • 底面にはピンソケット(40pin)が露出しているので、別のHATを接続することもできます。
  • Ethernet3(Arduino向けOSSライブラリ)を利用して、容易に組み込むことができます。
  • 下の写真は、完成状態の本キットとWio Terminalを接続した状態です。

注意点

  • WIZ500ioとWio Terminal本体はキットに含まれませんので、別途ご用意ください。
  • なお、WIZ550ioについては改造を伴いますので、その点ご留意ください。

完成イメージ

外観
ピンソケット側(下面)
RJ45コネクタ面

部品表

品名型番メーカ数量備考
WIZ550io変換基板自作1
ラズパイ用連結ソケットMFH2X20SG-2Useconn1ソケット高さ13.5mm
ケース自作172mm×57mm×19mm
タッピンネジ(M2×5mm)U-0205-Aウィルコ4

本HATが消費するGPIO

  • #は、Wio Terminalのコネクタpin番号を表します。
  • 信号名の末尾にある「n」は負論理を表します。
#Wio TerminalWIZ550io
19SPI0_MOSI(BCM10)MOSI
21SPI0_MISO(BCM9)MISO
23SPI0_SCLK(BCM11)SCLK
24SPI0_CE0(BCM8)SCSn
18BCM24RSTn
22BCM25INTn

部品実装について

  1. WIZ550ioの各ピンと変換基板のパッドを半田付けします。(ハンダメッキ線を使うと配線しやすいです。)
  2. 40ピン連結ソケットを半田付けします。
  3. この40ピンヘッダを実装した段階で動作確認することをお勧めします。(ここからなら、WIZ550ioを元に戻すことが容易です。)
  4. WIZ550ioの各ピンを短くカットします。(こうなると、WIZ550ioを元に戻すのは難しくなります。)
  5. ケースにねじ止めします。
  6. フタをして完成です。

回路図、および3Dモデル

  • GitHubで公開しています。