機能概要
- Raspberry PiのUART信号をRohm製Wi-SUNモジュールに接続するボードです。
- また、以下の付帯機能を持ちます。
- SPI接続された0.95インチのRGB有機ELディスプレイ(以下、OLED)。
- 電源ボタンと3つのアプリケーションボタン。(スナップインタイプタクトスイッチ使用)
特徴
- Rohm製Wi-SUNモジュールは、以下の2機種に対応しています。(2020/1/1現在)
- BP35C0-T01
- BP35C0-J11-T01
- 電源ボタンについて
- シャットダウン状態(通電中)のラズパイをハードウェア的に復帰させるもので、ラズパイのhalt解除機能に依存しています。
- halt解除はGPIO3(I2CのSCL)を”L”レベルにすることで機能しますが、単にスイッチを繋ぐとI2Cが使えなくなってしまいます。本ボードでは、このhalt解除機能を無効にする回路を有しています。
- ラズパイ稼働中はGPIO4を”L”レベルにすることで、電源ボタンを押してもGPIO3が変化しないようになります。
- シャットダウン時はGPIO4がプルアップ状態となるため、電源ボタンが有効となります。
- 各ボタンのGPIO接続(それぞれ、”L”アクティブ)
- 電源ボタン
- GPIO5…当該信号の変化により、shutdownコマンドを発行することを想定しています。
- GPIO3…シャットダウン時は当該信号が変化することにより、ラズパイが復帰することを想定しています。
- アプリケーションボタン1
- GPIO22
- アプリケーションボタン2
- GPIO27
- アプリケーションボタン3
- GPIO17
- 電源ボタン