RpiRs-001のキット構成

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概要

  • 回路図は、Upverterで公開しています。(確認においては、下図のようにバージョン指定をお願いします。)

  • 部品実装を変えることにより、3つの用途を使い分けられます。
    1. UARTレベル変換
      • ラズパイのUART信号(3.3V)を、RS-232Cレベルに変換します。
    2. ラインモニタ構成(AE-FT2232を利用)
      • 秋月電子製USB-シリアル2ch変換(AE-FT2232)を実装してUSB接続することで、簡易ラインモニタとして使用できます。
      • AE-FT2232とUSBケーブル(A-miniB)はキットに含まれませんので、別途ご用意ください。
    3. LPCマイコンとI2C接続
      • LPCマイコンには、サンプルプログラム(I2C-UART変換)が書き込まれています。(プログラムを書き換えることで、他用途に使うこともできます)
      • サンプルプログラムをそのまま使うと、I2C制御によるRS-232Cポートを追加できます。ソースコードはGitHubで公開しています。(ttyデバイスドライバは開発中です。I2Cドライバ経由で制御する形となります。)
      • トランジスタ技術2014年3月号 付属のARMライタを接続して、LPCマイコンのデバッグができます。

直立しているのが、ARMライタです。

部品実装について

  • UARTレベル変換
    • DSUBコネクタは、通信相手に合わせてオスメスいずれかを使用してください。
  •  ラインモニタ構成
    • DSUBコネクタを両方使います。
    • U1(40pinのICソケット)を実装してください。
  • LPCマイコンとI2C接続
    • CN3(8pin)とJ7(2pin)は隣接しています。1x40pinのピンヘッダを10pinにカットして、実装してください。
    • R1、R2、U3(8pinのICソケット)を実装してください。
    • DSUBコネクタは、通信相手に合わせてオスメスいずれかを使用してください。
    • LPCマイコンのPIO0_1端子とPIO0_5端子は、オープンとしています。必要に応じてジャンパ配線してください。
  • 共通
    • J1~J6は、1x40pinのピンヘッダをカットして、1x2pinを6個作ってください。
    • 部品面のレジストを剥がさないように、注意してください。金属スペーサを使う場合は、絶縁ワッシャ(M2.6)を挟むと安全です。

ジャンパ設定

  • J1~J6は、通信方向を設定します。
    • UARTレベル変換
      • ラズパイ側をDCEとする場合、J1~J3をショートします。
      • ラズパイ側をDTEとする場合、J4~J6をショートします。
    • ラインモニタ構成
      • J1~J6はオープンとします。
    • LPCマイコンとI2C接続(サンプルプログラム使用)
      • ラズパイ側をDCEとする場合、J1をショートします。
        • さらに、PIO0_1(受信)とJ3、PIO0_5(送信)とJ2をジャンパ配線(ランドが四角の方)します。
      • ラズパイ側をDTEとする場合、J4をショートします。
        • さらに、PIO0_1(受信)とJ6、PIO0_5(送信)とJ5をジャンパ配線(ランドが四角の方)します。
  • J7は、ARMライタへの3.3V電源供給用です。ライタ側がUSBから電源供給されている場合は、ショートしないでください。

コネクタピン番表

 

CN1(RS-232Cポート)
1 2 RxD
3 TxD 4
5 GND 6
7 8
9 10