概要
- M5Stack用のユニバーサル基板です。
- ガーバーデータ、および3Dモデル(STLファイル)は、GitHubで公開しています。
- M5Stack用プロトモジュール(以下、オリジナル)からの置き換えを想定したもので、以下のような相違点があります。
- 30ピンコネクタの各ピンをランドに引き出しているので、配線がしやすくなっています。(その分、オリジナルに対して部品の実装スペースは減っています)
- 30ピンコネクタは、オリジナルと同じ表面実装コネクタの他、DIPタイプの連結ピンソケットを使用できます。
- DIPタイプを使うとスタックする高さが14mmとなり、オリジナルの6.5mmに対して背の高い部品を載せられるようになります。
基板と実装イメージ
M5Stack勘合面(ピンヘッダ)
オリジナルと同じ表面実装コネクタを実装した状態
DIPタイプの連結ピンソケットを実装した状態
コネクタの高さが分かりやすいように、少し傾けました。赤い部分は、M5Stackと勘合する部分を調整するためにかさ上げするためのスペーサで、高さは4.12mmとなっています。
オリジナル(右)と並べてみました。ピンヘッダの高さが大体合っていることを確認できると思います。赤い部分は、ユニバーサル基板をスタックするためのフレームで、14mmの高さがあります。
ユニバーサル基板を2枚使うと、M5StackのBOTTOMモジュールを使うことができます。2つのフレームをスタックしていますが、左側が14mm、右側が6.5mm(オリジナルと同じ)の高さとなっています。14mmフレームと6.5mmフレームを外してみると、こんな感じになります。手前に90度回転させた状態(コネクタの勘合状態が分かると思います)こちらは、仕様変更前の勘合状態の写真です。(上の変更後の方が、M5Stackと基板の間に隙間(2.1mm)が空いていることを確認できると思います。この分だけ、配線材の盛り上がりを吸収できることになります。)
2枚のユニバーサル基板には、このようにコネクタを実装します。右側の基板(表面実装のピンヘッダは実装しません)がBOTTOMモジュールと勘合します。この2つの基板は、内側(引き出しランド)のコネクタ同士で勘合します。
3Dモデル
- 3Dプリンタで出力するためのモデルです。それぞれダウンロード(GitHubより)して、DMM.makeで注文すると精度の高い部品を作ってくれます。
- 写真の左側が手持ちの3Dプリンタで出力したもの、右側がDMM.makeに発注したものです。(6.5mmフレームです。)