コンテンツへスキップ
概要
- W-SUN−Ethernet間のプロトコル変換を行うWi-SUNゲートウェイです。
- Ethernet接続された、他のECHONET Lite機器からはスマートメーターに見えます。
- シャットダウン、およびシャットダウンからの復帰をボタン操作で行うことができます。
操作説明
- ボード上のボタンで操作します。
- POWER…稼働中での長押しでシャットダウン、シャットダウン状態(通電中)での短押しで復帰します。
- SW2…「未接続」状態での短押しで、Wi-SUN接続します。
- SW3…接続済みの稼働状態での短押しで、Wi-SUN切断します。
- SW4…ディスプレイ表示のON/OFF
- 0.95インチ有機ELディスプレイ(以下、OLED)に表示される内容は、以下の通りです。
- 上部にIPアドレス
- 下部に現在時刻
- 中部に状態表示
- 動作状態に応じたメッセージ表示
- 未接続…本機の起動直後、Wi-SUN切断後
- 接続中…Wi-SUN接続処理中(接続に成功するまで数分かかる場合があります)
- 接続失敗…Wi-SUN接続処理に失敗
- シャットダウン中…POWERボタンの長押しにより、シャットダウン処理中
- 無線モジュール異常…シリアルデバイス名の設定不正などにより、Wi-SUNモジュールとの通信ができない状態
- Wi-SUN接続に成功すると、瞬時電力、瞬時電流(R相、T相)を表示(約15秒間隔で更新)
- ディスプレイは、OLEDのほか、1.3インチ液晶ディスプレイ(ST7789コントローラ)にも対応しています。
- Wi-SUN接続のためにはコンフィグレーションが必要ですが、Webブラウザを使用して設定することが可能です。
- 「http://<IPアドレス>:9000」にアクセスしてください。
- BルートパスワードとBルートIDは、Bルートサービス契約により入手したものを設定してください。
- シリアルポートはラズパイのUARTでWi-SUNモジュールと接続されているデバイス名を指定してください。
- 当方による動作確認では、以下のような対応となっていました。
- /dev/ttyAMA0…Raspberry Pi2
- /dev/ttyS0…Raspberry Pi3、Raspberry Pi4
プログラムソース
本機稼働中の写真
関連アプリケーション
注意点
- POWERボタンによるシャットダウンでOLED表示が消えますが、しばらくはシャットダウン処理を継続しています。電源供給を止める場合は、ラズパイのアクセスLED消灯を確認するか、1分程度待つようにしてください。
- スマートメーターとの通信は、電波法を考慮して15秒ごとに行っています。取得した計測値は本機にキャッシュしているので、短い間隔で取得要求された場合、同じ値を返すことがあります。