ラズパイ用Wi-SUNインタフェースボード(RpiWi-001)

機能概要

特徴

  • Rohm製Wi-SUNモジュールは、以下の2機種に対応しています。(2020/1/1現在)
    • BP35C0-T01
    • BP35C0-J11-T01
  • 電源ボタンについて
    • シャットダウン状態(通電中)のラズパイをハードウェア的に復帰させるもので、ラズパイのhalt解除機能に依存しています。
    • halt解除はGPIO3(I2CのSCL)を”L”レベルにすることで機能しますが、単にスイッチを繋ぐとI2Cが使えなくなってしまいます。本ボードでは、このhalt解除機能を無効にする回路を有しています。
      • ラズパイ稼働中はGPIO4を”L”レベルにすることで、電源ボタンを押してもGPIO3が変化しないようになります。
      • シャットダウン時はGPIO4がプルアップ状態となるため、電源ボタンが有効となります。
  • 各ボタンのGPIO接続(それぞれ、”L”アクティブ)
    • 電源ボタン
      • GPIO5…当該信号の変化により、shutdownコマンドを発行することを想定しています。
      • GPIO3…シャットダウン時は当該信号が変化することにより、ラズパイが復帰することを想定しています。
    • アプリケーションボタン1
      • GPIO22
    • アプリケーションボタン2
      • GPIO27
    • アプリケーションボタン3
      • GPIO17

実装例

表側(左側にボタンが4つ並んでおり、正面に載っているのがOLED)
裏側(9ピンと18ピンのコネクタはWi-SUNモジュール接続用)

使用例

回路図

リンク

RpiWi-001のキット構成